学校で使用される道具
専門性が高く需要がなくなることのない美容師や理容師を目指すための専門学校を美容学校といいます。
全国の美容学校では、各学校が理容科と美容科を設けて専門性を高める授業と実習を行っています。そんな学校で欠かせない道具は数多くありますが、例えばシザーは理容師と美容師にとって命と言っても過言ではありません。このシザーも使い込めば持ち主の癖が現れるもので、キャリアの長い実力あるプロであればあるほどシザーの種類を使いこなし、その切れ味も手入れが行き届いて大切にしていると言われています。シザーは最もよくられたものの一つでありますが、その他にもカット技術の練習用のウィッグも欠かせません。理容師向けには理容ヒゲウィッグ、美容師向けには美容カットウィッグなどあまり知られてはいませんがこれも種類が豊富にあります。美容学校はヘアカットの授業のみではなく、ネイルやメイクアップ、近年注目度の高いマツエクの授業なども行われています。そこではそれぞれに必要な専用道具を用いて専門技術の習得がなされます。
学費以外にも教材費が必要となる
美容学校に通うことを検討しているのであれば、どの程度の費用が必要となるのかをしっかりと確認しておくことが大切になるでしょう。学校によって異なりますが、2年間のコースであれば300万円ほどの学費となることが多いようです。その学費の中に含まれるものとしては、入学料や授業料、教材費などです。ただし、各種研修などに参加するとなると、別途費用が必要となるのが一般的です。
美容学校で欠かすことが出来ないのが、専門の道具です。一度購入すれば、その後長く使い続ける事が出来るものもあれば、使うたびに購入しなければ鳴らないものもあります。その費用については、状況によりますが100万円ほどを考えておくようにしましょう。設備が整っていたり、様々なコースが設けられている美容学校はその分、費用が高額になる傾向にあります。学校を選ぶ時には、どのようなことを重視しているのかをしっかりと考え、いくつかの学校を比較して選ぶことが大切です。